音楽ジャンル

レポート第6弾。

 

基本的に優とかA評定のレポートしか載せてませんが(そりゃそうだ)、今回は自分でも気に入ってるし、「すごくわかりやすくて良い」とのコメントもいただいたレポート。ちょっと長いです。で、やっぱりジャミロクワイってオシャレサウンドだなと(笑)。

 

とはいえ、音楽をジャンル分けすること自体、個人的にはあまり興味がありません。

 

どんな音楽も多様な要素が絡みあって成立していると思うので。

 

毎度のお願いながら丸写しはやめてね♪リンク切れなどもありますがご容赦ください。

では↓から。

 

ブラウザのGoogle検索にて「音楽 分野」で検索し、トップヒットした「https://ja.wikipedia.org/wiki/音楽のジャンル一覧」に記載された一覧より、自分の知らなかったジャンルについて、五十音順にリスト化する。なお、青字で示した1)〜3)のジャンルについて音源を聴き、後に感想を記す。

 

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アートコアドラムンベース https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラムンベース

サンプリングが基本。レコードやサンプリング音源から収録したサンプルをサンプラーで再構築し、シーケンサーを用いて奏され、シンセサイザーでメロディなどが足されることが多い。1990年初頭にイングランドで発祥したといわれる。

 

1)アシッドジャズ http://www.jamiroquai.jp/quai

ジャミロクワイがデビューした1980年代にイギリスのクラブシーンで派生したジャズの文化。70年代のジャズ・ファンクにヒップホップ、ソウル・ジャズといった様々な要素を混ぜ合わせたファンキーなスタイル。

 

アンビエント :  https://ja.wikipedia.org/wiki/環境音楽

アンビエント音楽」とも表記される。ブライアン・イーノによると、エリック・サティの楽曲「家具の音楽」から影響を受けているとされる。従来の音楽鑑賞方法である、演奏者、またはオーディオ機器の前に座って音楽を聴くという行為をある程度否定している。

 

インダストリアル http://sotsusotsu.hatenablog.com/entry/2015/09/09/175440

工業的な機械音や金属音、電子音を多用しているのが特徴。スロッビング・グリッスルの1stアルバム「INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE」というタイトルは、「工業生産される大衆音楽」に対する皮肉である。

 

エクストラトーン https://ja.wikipedia.org/wiki/エクストラトーン

ひたすらに叩きつける超高速ビートが特徴で、ある意味スピードコアの極点。1000BPMを超える超高速ビートに、ノイジーなベースを被せた音作りで、音楽的にはノイズミュージックに近い。

 

オイ・パンク https://ja.wikipedia.org/wiki/オイ!

オイ!(Oi!)とは、1970年代後半にイギリスで発生した、労働者階級に支持された、パンクロックのサブジャンルのうちの一つ。グラムロックサウンドとパンクロックのサウンドを融合させた音楽。

 

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カンドンペ https://ja.wikipedia.org/wiki/カンドンベ

起源は南アメリカでの黒人奴隷の時代からの、コンゴ王の行進の儀式。樽のような細いドラム、もしくはタンボールから成る。

 

グアラニ https://ja.wikipedia.org/wiki/グアラニ

1900年代初めにできたパラグアイの音楽。他のラテン系の明るい音楽と違い、哀愁を帯びたものが多い。演奏はハープ(アルパ・パラグアジャ)が主要な役割を占める。

 

グライム https://ja.wikipedia.org/wiki/グライム

ハウス系クラブミュージックに、ラップやレゲエの要素を加えた音楽。イギリス流ヒップホップと解釈されることがあるが、イギリスにおいては独自の歴史を持つヒップホップのシーンも確立されており、リリックの構造においてもグライムとは少なからず相違点がみられる。

 

グラウンド・ビート https://ja.wikipedia.org/wiki/グラウンド・ビート

ドラムのハイハットの16分三連音符の配置により構成されたリズムを中心としている。R&B、ジャズの双方の影響が見受けられる。

 

クラウトロック https://ja.wikipedia.org/wiki/クラウトロック

1968年の世界的なサイケデリック・ムーブメントが起源。ドイツ人のロックという意味。クラウトはキャベツの漬物のこと。混沌とした無定形な電子ノイズの変幻が特徴である。

 

2)クレズマー https://ja.wikipedia.org/wiki/クレズマー

語源はヘブライ語の「道具」(クレ)と「歌」(ゼメル)の合成語「クレ・ゼメル」に由来するといわれる。スピーディで激しいダンス音楽から、ゆったりしたバラードまで様々なスタイルがある。概ねクラリネットとヴァイオリンが加わっているのが特徴である。バルカン半島北部を含む東欧とドイツが起源。

 

クロンチョン https://ja.wikipedia.org/wiki/クロンチョン

インドネシアを代表する大衆音楽のジャンル。男性・女性歌手に伴奏楽器として、フルート、ヴァイオリン、チェロ、ギター、ベース、チャッ、チュッ(弦3本の小型ギター)が加わり、打楽器は使用されず、弦楽器だけでリズムを作るのが特徴。

 

ケイジャン https://ja.wikipedia.org/wiki/ケイジャン_(音楽)

ルイジアナ州に定住したフランス系移民、ケイジャンによって始められたダンス音楽。主にアコーディオンフィドルを入れたバンドで演奏され、フランス語で歌われることが多い。

 

ゴアトランス https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴアトランス

電子音楽の一種のトランスの一ジャンル。ゴアと呼ばれたり604と呼ばれたりする。1990年代初めにインドのゴアで生まれる。インド音階やイスラム音階などを用いたメロディや、宗教を思わせるパーカッションや音声をサンプリングし、有機的で民俗的な楽曲が多い。

 

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サザン・ロック https://ja.wikipedia.org/wiki/サザン・ロック

カントリーやブギー、ブルース、R&Bなど、アメリカ南部の泥臭い音楽を前面に押し出したロック。地元意識を強く打ち出しており、故郷や南部の州・都市(アラバマなど)を称える曲を持ち歌としている。

 

ザディコ https://ja.wikipedia.org/wiki/ザディコ

20世紀初め、ルイジアナの南西部で起こった、主にフランス語を話すクレオール系黒人達が演奏するフォーク音楽。ケイジャン・ミュージックを基にして、アフリカ人の末裔である彼らが、R&Bやブルースの要素を取り入れて発展させてきた音楽。

 

シューゲイザー https://ja.wikipedia.org/wiki/シューゲイザー

ロックミュージックの一つ。フィードバック・ノイズやエフェクターなどを複雑に用いた深いディストーションをかけたギターサウンド、ミニマルなリフの繰り返し、浮遊感のあるサウンド、囁くような歌声が特徴。

 

シュランツ https://ja.wikipedia.org/wiki/シュランツ

ヨーロッパのハードテクノハードミニマルから派生した音楽ジャンル。ドイツでは単にハードテクノと呼ばれる場合が多い。

 

ショーロ https://ja.wikipedia.org/wiki/ショーロ

ブラジルのポピュラー音楽。19世紀にリオデジャネイロで確立した。ショーロはポルトガル語で「泣く」を意味する「chorar」からついたといわれる。アメリカでは「ブラジルのジャズ」と称されることがあるが、即興を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古い。ボサノバやサンバはショーロから影響を受けたとされる。 

 

清楽 https://ja.wikipedia.org/wiki/清楽

清国から伝来した民謡、俗曲を中心とする音楽群の名称。明楽とあわせて「明清楽」ともいわれる。歌詞は中国語で、江戸時代の日本人は中国語の発音をカタカナで写し(当時、これを「唐音」と言った)唄った。

 

スクリーモ https://ja.wikipedia.org/wiki/スクリーモ

スクリーム(叫び)とエモーショナル(感情)を掛け合わせた比較的新しいジャンル。その名の通り感情をむき出しにして叫びながら歌う。

 

ソカ https://ja.wikipedia.org/wiki/ソカ

トリニダード・トバゴ発祥。ソウルとカリプソを合わせたもの。1980年代以降カリブ海で爆発的に発展。多くは打ち込みによるパーカッションを多用した軽快なシンコペーションとメロディアスな曲調で展開。

 

ソン https://ja.wikipedia.org/wiki/ソン

キューバ起源のラテン音楽。コールアンドレスポンス形式によるソロ歌手とコーラスの掛け合いが特徴。サルサの原型といわれる。

 

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ターボ・フォーク https://ja.wikipedia.org/wiki/ターボ・フォーク

バルカン半島発祥の流行音楽。ギリシャ音楽、トルコ音楽などの民俗音楽の要素をポップミュージックに取り入れ、ダンス・ミュージックなどの現代の流行音楽の要素を織り交ぜたもの。

 

ダッチトランス https://ja.wikipedia.org/wiki/トランス_(音楽)

1990年代後半に派生したユーロトランスの一ジャンル。ローランド製JP8000/8080シンセサイザーに搭載されたSuperSawオシレーターの音色を多用した楽曲が多く、それを利用した壮大でメロディアスな楽曲が代表的。

 

ダブ https://ja.wikipedia.org/wiki/ダブ

レゲエのリズムを強調してミキシングし、エコーやリバーブなどのエフェクトを過剰に施すことで、原曲とは全く別の作品に作りかえる。リミックスの元祖とされる。

 

チップチューン http://dic.nicovideo.jp/a/chiptune

いわゆるファミコンチックなピコピコした音楽のジャンル。80年代のパーソナルコンピュータや家庭用ゲーム機に搭載されていた音源のような制約の多い音源をあえて用いて制作される。実機を用いて作成・演奏している場合と、ライブラリを用いてMIDI等で再現を試みる場合とがある。

 

チャマメ https://ja.wikipedia.org/wiki/チャマメ

アルゼンチン北東部リトラル地方で演奏されるフォルクローレの一つ。ラスギート・ドブレ、バルセアードとともにリトラル音楽と称される。

 

チャルガ https://bulgariaforjapan.wordpress.com/2011/07/06/チャルガ-2/

ブルガリアの音楽のジャンル。ロマ音楽やトルコ音楽の要素があり、ポップフォークとも呼ばれる。伝統音楽を流行音楽にうまく取り込んだ例であり、多くの人々から支持される一方、ロマ(ジプシー)の要素や性的な内容の歌詞から、明確に嫌う人々も多い。

 

チョチェク https://ja.wikipedia.org/wiki/チョチェク

オスマン帝国の軍楽隊の音楽に由来。ロマによって受け継がれ、結婚式やパーティの音楽として定着していった。

 

チルアウト https://ja.wikipedia.org/wiki/チルアウト

チルアウトは、くつろぐことを促す俗語。ダンスフロアにいる客達にダンスで火照った体を休め、落ち着かせる機会を与えるため、フロアの端に設えた冷たい(Chill)部屋で流される音楽からきている。

 

ドラムンベース https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラムンベース

[あ-お]項の「アートコア」と同義。

 

ドリーム・ポップ https://ja.wikipedia.org/wiki/ドリーム・ポップ

眩暈を誘うような浮遊感のある音世界が特徴。エコーやリバーブ、ディレイ・エフェクトなどを駆使して演奏される。ポップなメロディを幻想的で官能的なサウンドをもって鳴らしたことが始まりといわれる。

 

トリップ・ホップ https://ja.wikipedia.org/wiki/トリップ・ホップ

ヒップホップから発展した音楽で、イギリスのブリストルが発祥地とされることから、ブリストルサウンドとも呼ばれる。

 

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ニューレイヴ https://ja.wikipedia.org/wiki/ニューレイヴ

ロック音楽の一つで、ムーブメントの総称でもある。レイブのリバイバルというよりは、「エレクトロニック・ミュージックを全面に取り入れたインディ・ロック」と考えるべきである。

 

ノイエ・ドイチェ・ヴェレ https://ja.wikipedia.org/wiki/ノイエ・ドイチェ・ヴェレ

ドイツ語で歌われたパンクロックやニュー・ウェーブを指す、ドイツ語の表現。ドイツ語の歌詞と比較的短い楽曲、荒削りなところとクールさが特徴。ドイツ語で歌うポップミュージックであれば全てNDWとするような風潮とは距離を置いている。

 

ノルデスチ https://ja.wikipedia.org/wiki/ノルデスチ

日本のブラジル音楽愛好家の間で使用される音楽ジャンル名の一つ。ブラジル本国での音楽用語としての使用はない。独特の哀愁(サウダージ)を漂わせるものが多く、アフリカ系ブラジル人の割合が多い地域であることから、リズムの坩堝といった様相を呈している。

 

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ハイエナジー https://ja.wikipedia.org/wiki/Hi-NRG

1977年にディスコ音楽に対して電子楽器を導入することで制作された、ドナ・サマーの「I Feel Love」がジャンル成立の発端とされる。ベースがハイハットのような使われ方をすることが多く、シーケンサーで組まれたエネルギッシュでスタッカートの効いたシンセサイザー音が使われ、ドラムマシンのクラップ音も多用される。

 

ハイライフ https://ja.wikipedia.org/wiki/ハイライフ

19世紀からガーナ、シエラレオネ、ナイジェリア、リベリア等西アフリカの英語圏に広まったギター、ジャズ、ブラスバンドなどポピュラー音楽の総称。西アフリカの音楽と西欧の音楽が融合して成立している。

 

ファド https://ja.wikipedia.org/wiki/ファド

ポルトガルの民族歌謡。ファドとは運命、宿命を意味する。イタリアのカンツォーネ、アルゼンチンのタンゴなどと同様の扱い。大衆歌謡で、主にポルトガルギターと、現地のクラシック・ギターで伴奏される。

 

ファンカラティーhttp://webliro.jp/content/ファンカラティー

ファンクとラテンが語源。アメリカのディスコ・ミュージックにラテンのフレイバーを冠して80年代初頭に流行。

 

フィルターハウス https://ja.wikipedia.org/wiki/フィルターハウス

アナログシンセサイザーの変調効果を多用したエレクトロニック・ミュージックである、アシッドハウスに含まれる。フィルターやミキサー EQを用いて音色変化のスウィープ感を強調した音楽を指す場合もある。

  

ブーガルー https://ja.wikipedia.org/wiki/ブーガルー

NYで流行したラテン音楽の一種。R&B、ソウルなどの米国のブラックミュージックと、キューバ~カリブ系のラテン音楽が混合されたサウンドが特徴。

 

ブルー・アイド・ソウル https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルー・アイド・ソウル

元来は黒人のものであったR&Bソウルミュージックを白人が取り入れ形成した白人の音楽を指す。ホワイトソウルや、ホワイトR&Bなどの呼び方もある。

 

ブルーグラス https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルーグラス

スコッチアイリッシュの伝承音楽がベース。時代に応じたオリジナルを中心に、スコットランドアイルランドの音楽を基にした伝承曲も多い。楽器には速弾きなどのアクロバティックなインプロヴァイズが求められる。ハイロンサムと呼ばれる孤高のブルース感を表現する唱法やハーモニーも特徴。

 

ブレイクビーツ https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレイクビーツ

サンプラーや波形編集ソフトウェアなどを使用してドラム演奏のフレーズを分解し、シーケンサーで組み立て直す音楽制作の方法、及びその方法を伴ったジャンル。ヒップホップの制作方法として広まり、以降ドラムンベースなど様々なエレクトロミュージックに広く用いられる。

 

ホーミー https://ja.wikipedia.org/wiki/ホーミー

アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族に伝わるものの呼称。緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。

  

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マキナ https://ja.wikipedia.org/wiki/マキナ_(音楽)

1990年代初頭に生まれたとされるスペイン・バルセロナ発祥のダンス・ミュージック。音色や構成はハッピーハードコアと近いが、スパニッシュスケールを用いたものや、ジャーマントランスから影響を受けたものが多く、哀愁ある旋律が特徴。

 

マッドチェスターhttps://ja.wikipedia.org/wiki/マッドチェスター

イギリスの都市・マンチェスターと狂気を意味するMADからの造語。1980年代後半から1990年前後にかけて、マンチェスターを中心に起こったムーブメントに由来する。レイブ同様に共同体意識のもと、アーティストと観衆の上下関係や垣根を取り払うことを目指し、「これからはオーディエンスの時代だ」とも言われた。ダンサンブルなビートとドラッグ文化を反映したサイケデリックサウンドが特徴。

 

ミニマル・ミュージック https://ja.wikipedia.org/wiki/ミニマル・ミュージック

音の動きを最小限に抑え、パターン化された恩恵を反復させる音楽。現代音楽のムーブメントの一つ。エリック・サティの後期作品が執拗な反復によって曲が成り立っており、ジョン・ケージの初期作品に影響を与えているという点で、ケージの後に続いたミニマル・ミュージックへと続く音楽史の脈絡に深く影響している。

 

3)ミュゼット https://ja.wikipedia.org/wiki/ミュゼット

フランスの地方の民族音楽とそこから派生した様々な音楽概念について用いられる。ジャンルとしては1880年代から1940年代にかけて、アコーディオンを押し出したフランスのポピュラー音楽の一つ。バル・ミュゼットが代表的。

 

ミュージック・コンクレート https://ja.wikipedia.org/wiki/ミュジーク・コンクレート

フランスの電子技術者ピエール・シェフールによって作られた現代音楽のジャンル。音響・録音技術を使った電子音楽の一種で具体音楽とも訳される。マスタリングを終えた録音物そのもの、またはスピーカーの配置、音響空間などを含めたコンサートが作品となる。

 

明楽 https://ja.wikipedia.org/wiki/明楽

江戸期に明朝から日本に伝えられた廟堂音楽の名称。武士や儒学者などが集団で演奏・斉唱する雅楽で、実演にあたっては高度な集団訓練と相当の経費を要した。

 

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ユーフォリックトランス https://ja.wikipedia.org/wiki/トランス_(音楽)

ドイツではジャンルとして定着している。癒しや恍惚、トランス本来の要素を含む。

 

ヤンクロック https://www.1101.com/ saeki/ archive/ 2004-12-08.html

日本のロックバンド「気志團」が自らをヤンクロックと名乗っている。彼らの造語で恐らくヤンキーロックの俗称だと思われる。衣装や演出がいわゆる不良、ヤンキーを彷彿とさせるものであることも特徴。

 

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ライ :  https://ja.wikipedia.org/wiki/ライ

元々はベドウィンが即興で歌っていたものが起源とされる。恋愛にまつわる様々な困難、苦しみを歌っている場合が多い。アルコール等イスラム社会のタブーであるテーマを大胆に扱っていることから、「アルジェリアのパンク」とラシッド・タハが評している。

 

イカ https://ja.wikipedia.org/wiki/イカ_(音楽)

ギリシャの音楽文化。ポップミュージックと民俗音楽の要素を併せもつ。ギリシャにおけるポップフォーク。

 

ロマ音楽 https://ja.wikipedia.org/wiki/ロマ音楽

西アジアやヨーロッパなどで移動型の生活を送る、あるいは送ってきたロマ民族(ジプシー)を中心に発達。ロマは各地を放浪し、音楽之演奏やダンスなどを行う旅芸人として、現地の音楽と相互に発展した。

 

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ワイニョ https://ja.wikipedia.org/wiki/ワイニョ

南米ペルー、ボリビアで盛んな音楽の形式。先住民本来の音階であるペンタトニックを基調とする曲が現在でも多い。拍子の概念が希薄で、一定のリズムで自由な長さのメロディを奏でる。本来は舞曲だが、踊りを前提としない曲もある。土着の音楽から都会的な洗練された音楽まで変化に富む。

 

[その他]

 

アイヌ音楽 https://ja.wikipedia.org/wiki/アイヌ音楽

北海道に居住するアイヌの生活文化の中で生まれた音楽。文字を持たない狩猟採集民族であるアイヌは音楽も全て口伝したため、起源ははっきりしない。歌を意味するウポポや叙事詩とされるユカラ、カムイユカラ、子守唄、舞曲などがある。

  

【感想】

1)アシッドジャズ (鑑賞URLhttps://youtu.be./Nb6EFh8HIV4

ジャミロクワイの「Stillness in Time」を鑑賞。爽やかな夏向きのポップス、またはボサノバのような印象を受ける。元々、アシッドジャズというジャンルには、様々な要素が組み合わさっているとのことだが、クラブシーンから派生したからなのか、ジャズというよりはクラブミュージックの色合いが強い。クラブではダンスが主であるので、ジャズ・ダンス・シーンとも共通しているようである。ジャミロクワイというアーティストの持つ、幾分洒落た雰囲気も相まって、いかにもサブカルチャー層に受け容れられやすそうな、押し付けがましくない曲調に好感が持てる。

 

2)クレズマー(鑑賞URLhttps://youtu.be/BghlyJRqT58

映画「シンドラーのリスト」のテーマソングがクレズマーを基にしている。サントラそのものは、映画の内容もあり、ユダヤ人が見舞われた悲劇と悲哀に溢れている。一方で、結婚式やお祝いの席で演奏されることも多く、クレズマーのユーチューブを検索すると、哀愁を帯びながらも喜びを感じさせる曲想もあり、いわゆる「エスニックサウンド」の真髄を垣間見ることが出来る。クラリネットとヴァイオリンの伴奏が特徴的でもあり、特にクラリネットはクラシック向けの奏法ではなく、アンブシュアを駆使した「色もの」としての音色を全面に押し出した奏法で惹きつけられる。音階は西洋的というより中東的という表現が的確のようである。

 

3)ミュゼット(鑑賞URLhttps://youtu.be/tCjgf3zy9I8

アコーディオンの音色とシンプルな3拍子が特徴的でベースはワルツだと思われる。いわゆる「パリのカフェの音楽」として代表的な大衆音楽である。軽快でありながら哀愁を帯びたサウンドで、パリ庶民がダンス酒場で踊り、語らいに明け暮れていた様子が蘇るような錯覚に陥る。フランス映画では頻繁にサントラとして流れてくる調べで、シャンソンと並んでフランスを代表する音楽であったが、現代においては時代の趨勢からは忘れ去られている。どうも、時代遅れという扱われ方になってしまったようである。しかしながらその「時代遅れ」という評価に対して、かえってノスタルジーの趣を感じさせる。